やっと終わった。まさかこんな場所で読み終わるとは思わなかった、というか本一冊読み終わるのにどんだけかかっとるんだって話です。本じゃないけどね。


【感想・考察】
 シナリオについて。
主人公が8人いて、それぞれにシナリオがあります。舞台は全部渋谷で時間帯は同じ五日間。
くだらないシナリオもあれば、面白いシナリオもありました。脚本家は長坂秀佳さんのほかに4人いるようです。このおかげで多種多様な性格の主人公達ができるんですかね。そんな主人公達が複雑に絡み合う、それによってそれぞれのシナリオ(運命)が変化する。この面白さがこのゲームの売りだと思います。

 初めは8人の主人公しか読めませんが、後に別の人のシナリオが見れます。そのひとつに“花火”っていう15分ぐらいの短い話があるんですけど、なんとも悲しくてせつない。涙が出そうになります。
エンディングはとてもよかったです。歌詞がいい。忍空の人なんですね、これまた懐かしい。


 「街」 は、偶然を装った必然のゲーム。との記述が本編中にありました。
今日私は一日中家にいた。この行為によって幸せになった人、不幸になった人なんていないとは思うけど、生きているだけで偶然にも誰かの人生になにか影響を与えている。自分には生きる価値がないと思っている人でも、それは言えると思う。


 ところで、人の人生を見るのは面白い。映画、ドラマ、小説…、全部誰かの人生だと思う。って言ってもその人は架空の人。しかもその人生には偶然が頻発する。


実生活においてはどうか。他人の人生なんかに興味を持っていては落ち着いた生活はできない。現実のヒトの人生は、一般的にはつまらんことの方が多いかもしれない。


 純粋に、“あの人いまごろ何してるのかな?”と気になるとすれば それは好意を持っている人、親族、敵対心のある人 とかだと思う。でも私の場合は少し異常。名も知らない全くの他人を道端で目にした時、その人が今そこにいる理由、どういう人生を送ってきたか、この後どうするのか、とか気になってしまったりする。もちろん話かけて聞き出さないと気がすまないような病的なものではないです。大抵、その人が何者かよく分からずに終わる。


こんな性格なので、このゲームにどっぷりハマってしまったのかもしれない。*1
ハマった割には読むのに時間かけてますけど…。


この「街」 の出演者の方々も今何をしているのか気になって調べました(笑)*2
多すぎて全員は分からないです。俳優をしている方が多いですが、現在放送している有名な?アニメの声優さんも何人かいるみたいでびっくりしました。俳優を引退している方、亡くなっている方もいました。


 人生はそれぞれ複雑、同じような人生なんてない。だからこそ面白い。
ブログは読むだけでその人の人生が少しですが見えます。全く知らない人のブログでも面白いことは多いです。
私も生きている限り、ここは更新していこうと思います。もし更新が途絶えたとしたら、その時は死にかけているか、あるいは恋をしているとでも思ってください。


 まだまだこのゲームで感じたことはありますので、また追記すると思います。日本語もおかしいので書き直します。








ゲームセンターCX 【チュンソフト】
プロデューサーさんが街について いくつかお話しされています。


※花火

D

 
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ネタバレにはなりますけど、逆にこれを見てから本編を見るっていうのもありかなと思います。

*1:ゲーム中に主人公が目にするほとんどの登場人物について詳細を知ることができます。

*2:「街」出演者リスト