日記

 先週は結核健康診断で、ツベルクリン反応検査とクォンティフェロンっていう検査を受けました。
クォンティフェロンっていうのは最新の結核検査みたいです。たぶん。教科書には載ってなかったので。


ツベルクリン反応検査は、結核感染者とBCG接種の影響が強い人の両者が強陽性となるので、ツ反検査のみで結核を判定することはできません。
一方クォンティフェロンは、患者血液を採取して、それにある種の結核菌特異抗原を作用させ、T細胞が放出するIFN-γを定量するとのこと。ツ反と違ってBCG接種の影響が強い人は陰性になるらしい。


要するに、ツベルクリン反応検査は体内での免疫反応検査で、クォンティフェロンは体外での免疫反応検査って感じでしょうか。BCG接種の影響が除外できるという利点は持ちつつ、費用と時間がかかるという点からクォンティフェロンはまだ主流な検査ではないみたいです。そのうち主流になるとか、ならないとか。



 話は変わりまして、昨日は診察日でした。
電子カルテが自由に見れるのは病院職員の特権ですけど、検査結果の時系列的な変化が把握できるので患者としても便利です。体に変わりはなかったのですが、経管栄養のポンプの変更をダメ元で申請してきました。


現在日本で使われているポンプでメジャーなものはFrenta(フレンタ)社とKangaroo(カンガルー)社のポンプです。
前の病院ではフレンタ社のものを使っていました。今の病院ではカンガルー社のものを使っています。
で、カンガルーの設計者は頭おかしいと思います。
構造的に意味不明な点が多い。また深夜どうやってトイレに行くのが正解なのか分からない。


そんなこんなでクレームを出して、以前使っていたフレンタの最新機種に変えていただけることになりました。
音が静かでシンプルなのが一番です。主治医に感謝。