日記

 月曜日に祖母の脳のCT検査が施行され、その結果低酸素脳症で脳浮腫に陥っているとのこと。
そして昨日、今後一切救命措置を行わないという意思表示(DNR)を父親が出したらしい。泣きながら。
父が泣いたところなんて見たことない。


土曜日から10回近く除細動を行った。救命措置を行わないということは除細動は行わないということです。つまり次に心停止したらもう諦めるしかない。そら悲しくもなるわ。
正直、このペースだったら次に心停止するまで時間の余裕はないと思った。でも今、帰っておばあちゃんの傍に行ったところで何になるか。たぶん泣くだけ。上司とも相談したんですが、そこは気持ちの問題というか宗教的な問題で、意識がなくとも傍にいるだけで伝わるものもあると言われた。まぁなんとなく分かる。
どうしようか悩みつつも一昨日、昨日は母、姉とこまめに連絡を取りつつ仕事してました。


で、現状なんですが予想外の方向に。
心疾患を持っているとはいえ、数々の手術に耐えてきた祖母の心臓は相当強いらしく、ここ二日不整脈は全く見られず、腎機能も回復傾向にある。しかし未だに自発呼吸は見られず、脳の回復も見込めない。医者曰く、長期戦になるとのこと。